日本語教師養成・
研修推進拠点整備事業
これからの日本語教師にとって必要となること
文化庁
南山大学

キックオフイベントの報告

去る2月23日に、キックオフイベントを開催いたしました。

対面46名、オンライン127名の参加希望をいただき、当日は対面46名、オンライン93名の参加がありました。

イベントは3部構成になっており、代表の上田から南山大学で本事業を受託しようと考えた背景についてご説明いたしました。続いて、文化庁日本語教育推進室小林室長様より、日本語教育機関認定法の施行についてご講演いただきました。そのあと、本事業が狙っているネットワークづくりの第一歩として、参加者を対面参加者もオンライン参加者も6~7名のグループに分けて「こんなことが不安」「こんな研修が受けたい」というテーマで自由に話していただき、出てきた意見を付箋で張り付ける形で共有することにいたしました。そこでいただいたご意見はご覧の通りです。

いただいたご意見を基に、本事業の研修実施部会では研修テーマを検討し、このブロックのニーズに合った研修を提供していきたいと考えています。参加いただいた方からのコメントに、「研究者にも、プロの日本語教師にも、地域のボランティアにも、差別なく開かれている活気あるネットワークの構築を期待しています。分断のない組織を期待しています。」というものがありました。この地域で暮らす多様な方たちを支えていくこと、かかわることにとって、そこにいる人の立場の違いは、専門性や強みを生み出すものであっても分断を生み出すものであってはならないと考えます。このイベントでいただいた皆さんのご意見を念頭に、よりよい地域を作っていく活動に展開していきたいと考えております。今後ともよろしくお願いします。


フロア交流会 まとめ